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札幌タイドットコムの特別連載
北海道からタイへ：恋の物語
Vol７:　「大ケンカ」
Ｂｙ　ちひろ,札幌


言いたいことが伝わらずお互いイライラしていた。

「チヒロ、僕のせいだね　ゴメンね。少し休んだ方がいいね・・・。」

この後ピシタの友人らと会う約束をしていたのだが、バンコクの日差しで

体力消耗していた。

「気分がよくなったら電話して。又ね・・・。」

「ゴメンね。後で電話するから。」

私はホテルに戻り、休んでいた。

「この先私たちはどうなるのかな・・・。」



途方に暮れていた。

２０時！疲れ果てていたのでぐっすり寝てしまった！

急いでピシタに電話した。


「今、皆でご飯食べてるから早くおいで！」とピシタ。

私は早足で待ち合わせ場所に駆けつけた。

ピシタの友人はかなりの日本フリークで

話題も豊富で真面目だ。

今では私の友人でもあるのだ（キトさんと言います）



楽しい時間が過ぎ、ピシタの友人と別れ、私とピシタは公園で休

んでいた。

「僕ん家は貧乏なんだ、仕送りもしてる。だから君に何もしてあ

げられない」


「僕と付き合って無理してない？君は金持ちがスキだろ？」



その後、彼はタイ語でベラベラ喋り続けた。何言ってるのかわか

らないし、勝手な事ばかり言ってるので、だんだん腹が立ってき

た私は彼の顔を引っ叩いた。



ピシタも凄い顔に豹変したが私の暴力はエスカレートし（笑）頭

をバンバン叩いてた。


屋台の兄ちゃんも興味津々らしく！？身を乗り出してきた。

「ピシタのバカヤロ〜」「あんたこそ金持ちのオンナ探してるん

じゃない？」

最後に 足蹴りくわえてケンカ終了。

疲れ果てた私にピシタはひと言

「ムエタイ出れるよ」

明日帰るというのに何してんのか・・・・。


我ながら元気だなと確認した夜だった（笑）


続きは来週